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今のコロナ禍の中、最低賃金が上がりました。
全国平均で「28円」を目安に引き上げ、「時給930円」とすることを決めたようです。
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この引き上げには、コロナ禍で収入が減った労働者の意向や、今後の経済活動の活性化という目的など、多くの要素が絡んでいるようだね。
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今年(2021年)の10月から上がることになります。
ちなみに前回の引き上げは、コロナ前の2019年で、その時は「27円」でした。
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この決定には、企業側からは反発が出ているようだね。気持ちは解るよ。
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反発が出るのは、当然です。
コロナ禍で収入の減っている飲食や観光、そのた接客を伴うような業種については、最低賃金が上がってしまうと、それが負担になってしまいます。
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でもさ、今は飲食業界が厳くて、学生のバイト需要も減ってるようだからね。
なかなかバイトが見つからないという大学生も多いようだよ。
時給が上がることは、仕事をする側にとっては嬉しいことだけどね。
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その賃金アップが原因で、8人バイトを雇っていたところを7人で行うようにする、、、というような人員整理をする企業がでてくるかもしれません。
そうなると、賃金アップが雇用の縮小の方向に作用するかもしれません。
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そういう面もあるかもしれない、、、
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今は、コロナで経済が停滞している状況ですし、飲食関連者、観光関連、映画や観劇などの娯楽関連の業種は、業績が良くありませんので、もうすこし経済が回り出した頃に引き上げを行うと良かったと思うのですが、、、
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だけどさ、実際に引き上げられるのは10月からだし、それまでに経済が少しは回復しているかもしれないよ。
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そうでしょうか??
その頃に新型コロナが落ち着いて入ればいいのですが、、、
少なくとも、私は、この時期に賃金アップを行う必要は無いのではないか、、、と感じました。
・最低賃金 過去最大の28円アップ 全国平均時給930円: FNNプライムオンライン